メンテナンスOSの起動方法
概要
何らかの不具合が生じた場合、ユーザOS を停止し、メンテナンスOS を起動します。
ユーザOS が停止した状態で、ユーザOS のメンテナンスや復旧操作を行うことができます。
構成
情報
メンテナンスOS 起動中は、メンテナンスOS 独自のネットワーク設定でシステムは動作します。
ネットワーク | 設定内容 |
LAN1 | 192.168.62.1/24 |
LAN2 | DHCPクライアントによる取得されたアドレス |
モバイル通信 | WEBUIの設定「メンテナンスOS時のモバイル通信設定」により設定されたアドレス |
※モバイル通信の設定方法は「メンテナンスOS時のモバイル通信設定 」を参照してください。
設定手順
1.PC1からRooster LBXに接続します。
接続方法については、「WEB設定ツールへの接続方法」をご参照ください。
2. バックアップ機能設定の画面を表示します。
「LBX拡張機能」→「バックアップ機能設定」のグリッドの「設定画面」ボタンをクリックしてページを開きます。
3.メンテナンスOSを起動します。
「リカバリ実行」の「メンテナンスOSを起動する」項目の「実行」ボタンをクリックします。
4.確認画面が表示されます。
「はい」ボタンをクリックして実行します。
※キャンセルする場合は、「いいえ」ボタンをクリックします。
5.PC1からメンテナンスOSへのログイン方法
PC1からsshコマンド「ssh root@192.168.62.1」を実行して、Rooster LBXのメンテナンスOSにログインします。
※ログインのパスワードは「suncorp-lbx」です。
C:\Users\sun>ssh root@192.168.62.1
root@192.168.62.1’s password:
Linux maintenance-lbx 5.10.103-lbx9 #1 SMP PREEMPT Wed Feb 8 20:19:47 JST 2023 aarch64
The programs included with the Debian GNU/Linux system are free software;
the exact distribution terms for each program are described in the
individual files in /usr/share/doc/*/copyright.
Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
root@maintenance-lbx:~#
「root@maintenance-lbx:~#」と表示されたら、ログインは完了です。
6.メンテナンスOSの終了方法
メンテナンスOSを終了する場合、「systemctl poweroff」を実行し、電源を切断してください。
root@maintenance-lbx:~# systemctl poweroff
root@maintenance-lbx:~# Connection to 192.168.62.1 closed by remote host.
Connection to 192.168.62.1 closed.
C:\Users\sun>