Windows 10よりDRXシリーズにL2TP/IPsec 接続する為の設定

概要

ダイナミックDNSでインターネット接続されたDRXシリーズに、Windows 10よりL2TP/IPsec で接続する為の設定方法です。

構成

情報

DRXシリーズ設定情報

  • モペラなど動的なグローバルIPが割り当てされる回線
  • ダイナミックDNS使用
    drxddns.suncomm.net (ご契約されているホスト名)
  • LAN側IPアドレス
    192.168.62.0/24
  • WAN側IPアドレス
    動的IPアドレス

クライアント設定情報

  • Windows 10
  • LAN側IPアドレス
    192.168.63.100
  • WAN側IPアドレス
    動的IPアドレス

L2TP/IPsec 設定情報

ユーザ名 drxuser
パスワード 1234
 IPsec暗号化方式 AES256bit
 IPsec認証方式 SHA-1
 DHグループ modp2048
 事前認証キー 123456
 PPP認証方式 MS-CHAPv2
クライアント割り当てIPアドレス 192.168.63.100
割り当て個数 1個

設定

「ネットワーク」-「L2TP/IPsec」にL2TP/IPsecの情報を記入
                 

Windows ネットワーク設定

    1. 接続設定を行います。

「設定」から「ネットワークとインターネット」を開きます。

「VPN」をクリックし、「VPN接続を追加する」を選択します。

以下のように設定を行い、「保存」をクリックします。

VPNプロバイダ ビルトイン
接続名 l2tp-ipsec
サーバー名又はアドレス drxddns.suncomm.net※お客様のダイナミックDNSに変更してください。
VPNの種類 事前共有キーを使ったL2TP/IPsec
事前共有キー 123456※お客様の環境に合わせて適切に変更してください
サインイン情報の種類 ユーザー名とパスワード
ユーザー名 rxuser※お客様の環境に合わせて適切に変更してください
パスワード 1234※お客様の環境に合わせて適切に変更してください

「アダプターのオプションを変更する」をクリックします。

追加されたアダプタ「l2tp-ipsec」を右クリックし、プロパティを開きます。
セキュリティタブからMs-chap-v2を許可します。

    1. 接続を行います。

VPNページで、「接続」をクリックします。

※プライベートIPが割り当てられるインターネット回線などをご使用の場合は、Windows10 NATトラバーサルの設定が必要になる場合があります。Windows10 NATトラバーサルの設定は、レジストリを変更する事で設定可能となります。また、当社HP右上の「ログイン」より「会員ユーザー専用ページ」へ入っていただくと「レジストリ変更ファイル」がダウンロード可能となっておりますので、ご利用ください。